味だけではなく、精力にも「出来立て」のご飯が一番なのをご存知でしょうか?

作り置きされたご飯よりも、やはり作り立ての温かいご飯の方が美味しいですよね。

実は、インドの伝統医学アーユルヴェーダでは、作り置きの食事は御法度となっています。

それは、作り置きした食事は、心身に悪い影響を与えるからです。

そして、その悪い影響は精力にも及びます。

今回は、「作り置き」がどうしてダメなのか、アーユルヴェーダの考えに基づいてお伝えします。

 

アーユルヴェーダでは「作り置き」はしない!

インドでは、残った食べ物は翌日に食べたりせず、廃棄する習慣があります。

この習慣は、アーユルヴェーダでの「作り置き」に対する考えが影響しています。

アーユルヴェーダでは、「作り立て」の食事が一番心身によく、

「作り置き」したり作ってから時間が経った食事は逆に健康の害になるとされています。

精気に満ちあふれた生活をしたいのであれば、「作り置き」は御法度なのです。

 

精力アップには「作り立て」ご飯を基本にしよう

アーユルヴェーダに基づいて精力アップをするのであれば、「作り立て」のご飯を食事の基本にしましょう。

作り立てのご飯には、

  • 消化しやすい
  • オージャスになりやすい
  • 質が軽い

というメリットがあります。

オージャスとは、活力源となる生命エネルギーのことを指します。

精力を増やしたり、若々しさを保つためには、「作り立て」ご飯でオージャスを増やすことが大切なのです。

 

作り立ての基準ラインは「3時間」

それでは、一体どれくらいの時間までであれば、アーユルヴェーダ的にセーフなのでしょうか?

その答えは、「3時間」です。

アーユルヴェーダでは、3時間以上経過した食事は、全て体によくないとされているんですよ。

 

作り置きご飯のデメリット

作ってから3時間以上経過した食べ物は、どうして食べない方がよいのでしょうか?

それは、「作り置き」ご飯には、次のような3つのデメリットが存在するからなんですよ。

  • 消化しにくい
  • 食品のオージャスが減る
  • 心身を重たくする

 

消化しにくい

オージャスを作るためには、食べた食事をしっかりと消化することが大切です。

アーユルヴェーダでは、「消化のしやすさ」が食事の基本になるんですよ。

そして、一番消化しやすい状態が、「作り立て」の温かい状態なのです。

作り置きした食事は、食べる直前に温めたとしても、消化しにくくなっています。

そのため、作り置きした食事ばかり食べていると、体の負担ばかり大きくなってしまうのです。

 

食品のオージャスが減る

食品は、作り立ての状態が最もオージャスになりやすく、

調理してから時間が経てば経つほどオージャスになりにくくなります。

つまり、作り置きした食品は、オージャスが減ってしまい、体の活力を回復させることができないのです。

 

心身を重たくする

作り立ての食事が軽い質なのに対し、作り置きの食事は質が重くなります。

重たくなった質の悪い食事ばかりしていると、太りやすくなり、心はズーンと重たくなってしまいます。

 

忙しい人必見!オージャスを減らさない食事のコツ

「作り立て」のご飯が精力や健康にいいのは理解できても、

仕事など生活に追われているとなかなか作り立てを食べるのは、難しいですよね。

そんな方におすすめのオージャスを減らさない食事のコツが、次の2つです。

  • 途中まで作っておいて食べるときに完成させる
  • お弁当は家族か自分の手作りを食べる

 

途中まで作っておいて食べるときに完成させる

時間がないときは、

  • 最後まで作りきってから保存ではなく
  • 途中まで作ったものを保存する

食べるときに完成させるようにしましょう。

このように、食べる直前で完成させることで、通常の作り置きよりオージャスの減少を防ぐことができます。

 

お弁当は家族か自分の手作りを食べる

昼食などにお弁当を利用している方は、

  • コンビニやスーパーで購入ではなく
  • 家族や自分の手作りを持参

するようにしましょう。

実は、自分や自分にとって大切な人が作ったお弁当は、

他の人が作ったお弁当より時間が経過してもオージャスになりやすいと考えられています。

「手作りお弁当」はやはり心と体のエネルギー源になるのですね。

 

まとめ

最近では、作り置きレシピが流行っており、冷蔵庫に常備菜などをストックされている方も多いですよね。

しかし、アーユルヴェーダの観点では、体のエネルギーを増やして健康と精力を維持するためには、

「作り置き」はNGなのです。

最近、気持ちも体も重いと感じる方は、ぜひ作り立てのご飯を食べるようにしてみてくださいね。

参考:
「男のからだが甦る食、老ける食」 蓮村誠