プロペシアの0.2mg・1mg・5mgはそれぞれどう違うの?

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あぁ、そろそろ頭部に直接風を感じるようになってきた。

そろそろ俺も、はじめなきゃいけないかな…

そんな時に手に取るAGA治療薬として主流なのがプロペシア

しかしよく見てみると、0.2mg・1mg・5mgとその量が様々です。

一体どういう違いがあり、どれを選ぶのが良いのでしょうか。

今回は、プロペシアの量とその意味に迫りたいと思います。

プロペシアの服用量は、何の違い?

プロペシアには、0.2mgや1mgの他に、5mgのものも存在します。

3種類もあると、どれを選んでいいかわかりませんよね。

それぞれ、どのように異なるのでしょう。

まず大前提として、AGA治療薬として適切なのは0.2mgかもしくは1mgの2種類のみです。

5mgはそもそも、AGAの治療薬ではありません。

え?でもプロペシアってAGAの治療薬ですよね?

そんな声が聞こえてきそうですが、これに関してはプロペシアの歴史を遡ると、すんなり腑に落ちます。

実はこのプロペシアに含まれている有効成分であるフィナステリド元々は前立腺肥大や前立腺ガン患者のための薬だったのです。

この時はフィナステリドが5mg配合されたブロスカーという医薬品が販売されていました。

その後、フィナステリドは男性型脱毛症であるAGAに有効であることが判明し、プロペシアとして販売されるようになったのです。

以上の経緯を知らなければ、5mgのものも、AGA治療薬としてのプロペシアと勘違いしてしまっても無理はないのかもしれませんね。

 

0.2mgと1mgの比較

それでは0.2mgと1mgでは、何がどのように違うのでしょう。

シンプルに表現すると、その違いは以下の通りとなります。

0.2mg→効果は比較的緩やかだが、副作用のリスクは比較的低い

1mg→効果は比較的早く現れるが、副作用のリスクは比較的高い

これについて、フィナステリドの臨床試験の結果を材料にしながら、詳しくみていきましょう。

効果

まず、効果についてですが、48週の継続的なフィナステリドの使用をした結果、0.2mgのグループと1mgのグループでは、薄毛の改善において以下のような差が見られました。

含有量 改善者数/被験者数 改善した割合

  • 0.2mg  71/131  54.2%
  • 1mg    77/132  58.3%

こちらの表からも読み取れるように、若干ではありますが、1mgの方が改善した割合が高いようです。これを僅かな差と捉える人もいれば、明らかな差とする方もいますが、両者に違いがあるのは事実。続いて、副作用のリスクはどうでしょうか。

副作用のリスク

含有量 副作用有り/副作用無し 副作用有りの割合

  • 0.2mg  2/137  1.5%
  • 1mg    9/139  6.5%

やはり量が多いほど、副作用のリスクが高いことがわかりました。

興味深い点としては、効果よりも副作用のリスクの方が数値の変化が顕著であることです。

副作用のリスクの場合、含有量が0.2mgから1mgと5倍になった際、割合の方もおおよそ5倍近くに増えていることから、ほぼ比例関係にあると言えます。

それでは結論として、0.2mgと1mgではどちらを選ぶべきか。

これについてはどちらが良いということはなく、最終的には個人の判断に委ねられます。

多少の副作用のリスクを承知の上でも、早く結果を出したいのか。

結果は急がないから、極力副作用のリスクを抑えたいのか。

以上が選択をする上での目安になるでしょう。

関連記事:フィナステリドについて

 

1mgを割って飲むことはオススメしません

0.2mgと1mgのどちらを飲んでも構わないのですが、1つだけ注意点があります。

1mgの錠剤を割って飲むことはオススメしません。

またプロペシアに含まれるフィナステリドは妊婦や幼児が服用すると生殖器の発達障害につながる危険性があります。

また服用しなくても、触ることで皮膚から吸収されてしまうので、妊婦や幼児がいる方はプロペシアの服用に注意をしなければなりません。

こういう理由からプロペシアはコーティング剤でコーティングされていますが、プロペシアを服用する際、半分に割ってしまうと、

プロペシアの粉末が床に落ちてしまう可能性もあるので、妊婦や幼児がいる自宅ではプロペシアを半分に割って飲むのはオススメできません。

実はプロペシアの主流は1mgであり、0.2mgの錠剤を飲みたくても、手に入らない可能性もあるのです。

インターネット上には、1mgのものを割って0.2mgとして飲む…といったような記事も見受けられますが、これについては推奨できません。

実際に、プロペシアのメーカーであるMSD社の注意喚起に、こんなものがあります。

錠剤を割って使用した場合の安全性・有効性は保証されておりません。

こちらを見ていただければお分かりのように、せっかく治療薬を飲むのであれば、安全かつ効果的なものを選びたいですよね。

どうしても0.2mgを選びたいという方は、取り扱っているクリニックを根気よく探すようにしましょう。間違っても、不適切な使い方に走ってはいけません。

 

5mgをAGAの治療薬として使用してはいけない

最後に、5mgについての記述をつけ加えておきたいと思います。

先ほどもお伝えしたように、5mgはAGAの治療薬として適切ではないですし、AGAの治療薬として使用してはいけません。

副作用のリスクの表を振り返ってみてください。0.2mgから1mgに増えるだけでも、副作用のリスクが5倍近くに跳ね上がっているのです。

これがもし5mgともなれば、一体どれほどの高確率になってしまうのでしょう。想像しただけでも怖くありませんか。

さらにはこのフィナステリド、1mgを超える使用に関しては、たとえ服用する量を増やしても、それ相応の効果は得られないとされています。

シンプルに言えば、副作用のリスクを上げて、お金を無駄に使うだけということです。

1日でも早く治したいという気持ちがあるのはわかりますが、やはり薬というものは、用法・用量を守って正しく使用するのが一番ですね。

 

まとめ

いかがでしたか。

5mgのプロペシアはAGAの治療薬ではなく、前立腺肥大や前立腺ガンの治療薬です。

ここさえきちんとおさえていれば、プロペシアの使用で大怪我をすることはありません。

0.2mgと1mgのどちらを選ぶかは、医師と十分に相談した上で、自身の体質や相性にあったものを選ぶようにしましょう。

関連記事:AGA治療について

 

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