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プロペシアの副作用で子どもに障害がでたり、妊娠(子作り)に影響はある?

プロペシアはAGA治療薬の第一治療薬に設定され、ほとんどのAGAの治療において使用される薬です。
しかし、プロペシアはそのAGA治療に対する効果の一方で劇薬に分類されています。
そして実際にプロペシアは
- 副作用
- 禁忌
があります。
胎児の身体は妊娠中に取り入れる栄養でつくられるからこそ、妊娠中は変なものは身体に入れたくないですよね。
この記事では
- プロペシアが胎児に与える影響は?
- 女性のプロペシアの扱いはどうすればいいの?
- 男性のプロペシアの扱いはどうすればいいの?
という質問が解決するような記事になっています。
是非、参考にしてみてください。
関連記事:AGA治療について
目次
胎児はプロペシアによって男性器の正常な発達が妨げられてしまいます
もしプロペシアがお腹の中の胎児に吸収されてしまうと、
- 赤ちゃんは男性器が未発達のまま生まれてきてしまったり
- 奇形
- そもそも男性機能がなくなってしまったり
という事が起きてしまいます。
これは胎児だけではなく、臓器が未発達な子供がプロペシアを誤飲した時にも起こりうることです。
これらの理由としてはプロペシアによって
- 男性ホルモンの効果を弱めてしまい
- 男性器の成長に必要な男性ホルモンが供給されなかったこと
が原因としてあげられます。
そもそもプロペシアには男性ホルモンの役割を妨げる効果
プロペシアは男性ホルモンを弱める作用があります。
そのために男性はプロペシアを服用することで
- やる気が出なくなったり
- 性欲の減退
- ED
といった不具合が起こってきます。
これは男性だけでなく、お腹の中にいる赤ちゃんにも影響を与えてしまいます。
むしろ赤ちゃんはまだまだ刺激に対して無防備な状態ですし、臓器も未成熟ですのでダイレクトに悪影響を受けてしまいます。
その結果、赤ちゃんは
- 男性器が未発達
- 奇形
という状態で生まれてしまうことになるんです。
関連記事:プロペシアについて
女性にはプロペシアは禁忌
女性がプロペシアを服用してしまうと女性ホルモンのバランスが乱されてしまいます。
女性ホルモンのバランスが崩れてしまうと
- 生理不順
- 生理痛
- PMS
- 不正出血
- 自律神経失調症
- 更年期障害
などのような症状がでてしまいます。
また公にもプロペシアの添付文章で女性への禁忌の扱いが明記されています。
また化粧品や医薬品など評価を行っている日本皮膚科学会のプロペシアに対する「オススメできない Dランク」の評価を見てもプロペシアの服用は控えた方がいいでしょう。
妊娠中の女性にプロペシアは触るのですら危険
上記のように女性にはプロペシアは禁忌となっていますが、特に妊娠しているときにはプロペシアは女性にとって本当に注意して欲しいお薬です。
触るときに皮膚から吸収される微量な量でお腹の中の赤ちゃんに大ダメージを与えてしまいかねません。
不意に触ってしまわないように、プロペシアの保管場所は
- いつも同じ場所にしたり
- 他の薬とは違う場所にプロペシアだけは保管する
など工夫しましょう。
妊活中は男性にもプロペシアの服用はオススメ出来ない
男性ホルモンを弱くしてしまい男性の身体に副作用が出てしまうのは書きましたが、プロペシアは精子自体にも悪影響をもたらします。
具体的にはプロペシアを服用していると、精子の質が低下(精子の運動量の低下など)してしまいます。
そしてそれが不妊に繋がってしまいます。
その為に今妊活中で早く赤ちゃんが欲しい人にはプロペシアはオススメできません。
では、今から妊活したいのに既にプロペシアを服用中だという人はどうしたらいいのでしょうか?
既にプロペシアを服用している男性はどうすればいいの?
男性がもうすでにAGA治療を始めていたとすると、男性は一度プロペシアを体内から抜くことをオススメします。
その方法はいたって簡単で1~2ヶ月の間プロペシアの服用を止めるだけです。
この期間がたつと体内のプロペシアが代謝されてしまい、通常の状態にもどります。
この状態で妊活を始めるといいでしょう。
まとめ
プロペシアは
- 妊活
- 胎児の身体の状態
に影響を与えます。
男性には
- 精子の質を下げる
- 性欲が下がる
女性には
- ホルモンバランスを乱す
- お腹の中の胎児にプロペシアが吸収されてしまう
このような点でプロペシアは妊活中にはとても注意すべきお薬です。
女性には妊娠中でなくともホルモンバランスが崩れてしまうのでプロペシアは禁忌扱いになります。
男性にはAGA治療では第一治療薬になっていますので、早く赤ちゃんが欲しい場合を除いて、プロペシアは服用が推奨されるAGA治療薬です。