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タバコが健康に悪い?そんなの知ってるよ!

とタイトルを見て思いませんでしたか?

体に良くないと分かっていても、なかなか止める事ができないのが喫煙です。

しかし、タバコが

  • 男性不妊
  • ED

の原因にもなると聞くと、男性としても見て見ぬ振りはできないですよね。

実は様々な研究によって喫煙の健康や精力への影響が解明されてきています。

その中には、「えっこんな事にも悪影響があるの?」と驚いてしまう報告もあるんですよ。

そこで今回は、喫煙と精力の関係を掘り下げて見ていきたいと思います。

 

ED患者の8割が喫煙者という事実

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日本タバコ産業は2014年に喫煙率に関する調査結果を発表しています。

そのデータによると、日本人男性の喫煙率が30%に留まっているのに対し、

ED患者においてはなんと80%と2倍以上もの喫煙率となっています。

タバコと勃起力の低下は切っても切れない関係にあるのです。

 

タバコには4000種類もの化学物質が含まれている

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喫煙が健康や精力の低下に悪影響を与えるのは、タバコに含まれている物質が起因しています。

  • ニコチン
  • 一酸化炭素
  • ヒ素
  • ダイオキシン
  • カドミウム

上記に示した物質はタバコに含まれる代表的な有害物質です。

例示した他にも、実に4000種類以上もの化学物質がタバコには含有されています。

そして、その中には10種類以上の発がん物質や大量の有害物質が含まれているのです。

 

タバコが体内で引き起こす10の変化

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タバコに含まれている大量の有害物質は人の体の中に入ると、あらゆる変化を引き起こします。

特に注意すべき変化が以下の10項目です。

  • 活性酸素の増加
  • ビタミン・ミネラルの欠乏
  • 酵素の不足
  • 血流の障害
  • 毛細血管の損傷
  • 血流量の低下
  • 悪玉コレステロール及び中性脂肪の増加
  • 善玉コレステロールの減少
  • 悪玉コレステロールの変性による血管への沈着
  • 細胞の酸素不足

活性酸素は体内のあらゆる細胞を劣化させます。

そのため、細胞に有害な活性酸素を除去するために代謝活動に必要な

  • ビタミン
  • ミネラル
  • 酵素

が大量に消費されてしまいます。

また、細胞が正常に機能するためにエネルギーが必要ですが、エネルギーを作るためには酸素が不可欠です。

しかし、タバコに含まれる一酸化炭素が、酸素の運び屋であるヘモグロビンの働きを阻害し、細胞は酸素不足に陥ってしまいます。

さらに、ニコチンによって血管が収縮すると酸素を運ぶ血流自体が滞るようになります。

その他悪玉コレステロールの増加など、喫煙はあらゆる角度から健康や精力を蝕んでいくのです。

 

喫煙者に襲いかかる5つの悲劇

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上記に説明した変化は、喫煙者に次の5つの悲劇をもたらします。

  • 勃起力の低下
  • 男性不妊(精子の質と量の低下)
  • 精力全体の減退
  • 病気のリスク増加
  • 精神状態の悪化

男性にとって最も屈辱的な言葉である

  • 「インポ」
  • 「タネなし」

は、喫煙者自らが作り出してしまっているのです。

それでは、具体的にそれぞれの悲劇がどのように襲ってくるのかについて、説明いたします。

 

タバコが勃起に及ぼす影響

タバコは勃起力を低下させ、EDの大きな原因となります。

勃起するためには、

  • ぺニスの海綿体の毛細血管が健全である事
  • 海綿体にしっかりと血液が流れ込む事
  • 神経の伝達がスムーズに行われる事
  • 心身がリラックスしている事

という環境が必要です。

血液や血管、神経が健全である事はもちろんの事、前立腺などの男性機能を支える部位が健康に機能していなければなりません。

さらに精神面での健康も勃起には重要な要素となります。

しかし、喫煙によって有害物質を取り込み続けると、

  • 毛細血管が損傷する
  • 血流が悪くなる
  • 神経細胞が損傷する
  • 前立腺が炎症を起こす
  • うつなど精神状態が悪くなる

全ての点において勃起力を総合的に低下させてしまうのです。

 

タバコが精子に及ぼす影響

タバコは男性不妊の原因にもなります。

不妊は女性側の問題にされがちですが、実は不妊症の半数は男性側に問題がある事が分かっています。

元気な赤ちゃんを産むためには、精子の質と量が大きなポイントとなるのです。

喫煙は体内の活性酸素量を増やします。

精子を作る精巣や精子は活性酸素に弱いという特徴があります。

精巣や精子が活性酸素に晒される事で、

  • 精子の数が減少する
  • 精子の運動能力が低下する
  • 精子のDNAが断片化して受精能力が低下する
  • 精子の染色体異常により流産のリスクが高まる

と、まさに「数が少ない」「動けない」「受精できない」「育たない」の4重苦を精子にもたらすのです。

 

タバコが精力に及ぼす影響

タバコは生殖機能全体を減退させます。

男性ホルモンであるテストステロンを作るためには、ビタミンB群など

  • ビタミン
  • ミネラル
  • 酵素

が必要です。

しかし、上述したように喫煙者の体内はビタミン・ミネラル・酵素が枯渇した状態となっています。

さらに、血行不良や活性酸素の攻撃によって臓器や精巣の機能が低下する事もテストステロンを低下させる要因となります。

調査をしていると、喫煙によって男性ホルモンが増加するというデータをよく目にします。

しかし、喫煙の生殖機能への影響を考えると、データを鵜呑みにして安心する事は非常に危険な行為と言えるでしょう。

 

タバコが病気に及ぼす影響

タバコは以下のように命にも関わる病気のリスクを高めます。

  • 動脈硬化
  • 心筋梗塞
  • 脳梗塞
  • メタボリックシンドローム
  • がん

血行不良は臓器の機能を低下させ万病の元となります。

活性酸素は細胞を劣化させてがんのリスクを高めたり、血管を劣化させて動脈硬化を進行させます。

さらに、タバコには悪玉コレステロールを増加させて善玉コレステロールを減少させる作用があり、

  • メタボリックシンドローム
  • 血流障害

を増悪させます。

動脈硬化やメタボリックシンドロームは、時には命を奪ってしまう

  • 脳梗塞
  • 心筋梗塞

のリスクを高めてしまうのです。

 

タバコが精神に及ぼす影響

タバコは精神状態にも悪い影響を与えます。

喫煙と精神状態を調べた研究はバーミンガム大学など様々な研究機関で行われています。

そして、それらの研究報告の大半は、

  • 喫煙によってうつ病などの精神トラブルのリスクが高まる
  • 長期的視点では、禁煙によって精神状態が改善する

と報告しています。

つまり、ストレスケアのための喫煙はただの言い訳に過ぎず、

本質的に精神状態をよくするためには、禁煙する事が必要なのです。

 

「ストレスのため」はただの離脱症状!

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喫煙者はよく「ストレス発散のため」という大義名分を掲げてタバコを吸います。

中には「ストレスの方が体に悪い」と豪語する方までいますよね。

しかし、この発言自体が依存症の証です。

タバコを吸っているから、ニコチン依存に陥いり、離脱症状によってイライラなどの不快な症状が表れるのです。

「タバコでストレスケアをしている」のではなく、

「タバコがストレスを作り出している」事を理解しましょう。

 

まとめ

イライラするからといってストレスケアとニコチン依存症を錯誤していると、そのツケは必ず自分自身で払う事になります。

男性不妊になると、あなただけではなく、パートナーの女性にも悲しい思いをさせる事になるでしょう。

タバコは精力に関しても「百害あって一利なし」です。

この事実を突きつけられても、あなたはまだ見て見ぬ振りを貫く事ができますか?

参考
男性機能を高める本 鶴見隆史
男を維持する「精子力」 岡田弘
神戸大学保険管理センター http://www.health.kobe-u.ac.jp/
せせらぎメンタルクリニック http://seseragi-mentalclinic.com/