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デュタボルブの副作用にはどんなものがある?本当に安全?

デュタボルブの副作用にはどんなものがある?本当に安全?
有効成分のデュタステリドを含むデュタボルブ。
- 脱毛を抑制するという守りの効果
- 育毛を促進するという攻めの効果
両方を持ったなんとも頼もしい医薬品ですが、副作用についてもきちんと理解した上で使いたいですよね。
今回は、デュタボルブの副作用についてまとめてみました。
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デュタボルブの副作用にはどんなものがある?
デュタボルブの副作用としては、以下のようなことが想定されます。
- 性欲減退、勃起不全
- 肝臓への負担
- 初期脱毛
- 頭痛、めまい、気分の落ち込み
それぞれについて、解説していきましょう。
性欲減退・勃起不全
- 性欲減退
- 勃起不全
はデュタボルブに含まれるデュタステリドに限った話ではなく、フィナステリドにおいても見られるようです。
確率は1~2%程度とされており、プラシーボ効果の可能性も考慮すると、かなり確率が低い副作用とされています。
ジヒドロテストステロンの生成を抑える有効成分を摂取することで、男性ホルモンの働きが弱まり、
- 性欲減退
- 勃起不全
に繋がったのではないかという口コミもあるようです。
しかしこれは、あくまでも推測の域を出ず、真偽のほどは定かではありません。
実際の働きとしては、男性ホルモンを抑制するというよりも、
- 男性ホルモン
- 5aリダクターゼ
の結合を防ぐというのが正しいので、男性ホルモンが弱まるわけではないとする考え方もあります。
肝臓への負担
薬というものは一般的に肝臓に負担がかかるものなので、デュタステリド特有の副作用というわけではありません。
注意点としては、肝臓は沈黙の臓器と呼ばれていることからもわかるように、肝臓に負担がかかっていても、直ちになんらかの症状が現れるわけではないということです。
これが肝機能障害の怖いところですね。
さらに厄介なのが、肝機能障害の初期症状のほとんどが、
- 発熱
- 体がだるくなる
といった風邪に似た症状なのです。
これでは単なる風邪だと見過ごしてしまう可能性が非常に高い。
特に個人輸入など、自身でAGA治療に励んでいるケースにおいては、定期的に健康診断を受けて肝臓の数値を調べておくことが大切だと言えます。
初期脱毛
こちらもデュタステリドに限った話ではありませんが、他のAGA治療薬の使用においても、「使い始めて抜け毛が増えた」といった声があるようです。
実はこれ、副作用と捉えるか否かは微妙なところです。
初期脱毛がなぜ起きるのかを理解すれば、その理由がおわかりいただけると思います。
AGA治療薬を用いて効果があった場合、もともとあった弱くて細い髪の毛は、新しく生えてきた太くて強い髪の毛に押し出されるようにして抜け落ちるのです。
これが一見、脱毛が増えたように見えるわけですね。
つまり初期脱毛は副作用とするよりもむしろ、治療が正しく進んでいることを示唆する事実と捉えることもできるので、特に心配をする必要はなさそうです。
頭痛・めまい・気分の落ち込み
- 頭痛
- めまい
- 気分の落ち込み
に関しても、その他の多くの薬において見られる副作用ですね。
これに対してもそこまでナーバスになる必要はありません。
デュタボルブの副作用に特に気をつけるべき人
いくつかの副作用をみてきましたが、特に確率もリスクも高いものは見受けられませんでした。
ところが、デュタボルブの副作用に対して、特に気をつけるべき人はいます。
まずは、肝機能障害を持っている人。
前述したように、デュタボルブの副作用として、肝臓への負担があります。
もともと肝機能に障害を持っている方がAGA治療を行いたい場合、
- 選定する薬
- 有効成分
は慎重に選ぶ必要があります。
必ず医師の相談のもと、副作用の管理を行うようにしましょう。
そして次に、未成年の誤飲にも注意したいところ。
もともとAGA治療薬は、成人の男性を対象としたものであり、未成年に対する安全性は保証されていません。
誤って薬を飲んでしまい、病院に運ばれる未成年も少なくありません。
AGA治療薬は必ず、子供の目につかない場所で管理しましょう。
もちろん、10代後半から抜け毛が気になっていたとしても、勝手な自己判断で使用してはいけませんよ。
デュタボルブに妊婦が関わるのは絶対NG
デュタボルブなどのデュタステリドを含むAGA治療薬は基本的に、男性に向けて作られているものであり、女性は対象となりません。
特に、妊娠中の女性に関しては、
- 薬を服用することはおろか
- 薬に触れること
すら禁じられてるという面があります。
もしも有効成分が妊婦さんの体内に取り込まれてしまった場合、胎児が男の子だと生殖器に異常をきたしてしまう恐れがあるためです。
AGA治療薬を服用する上では、
- 未成年
- 妊娠している女性
に対しても配慮が必要なのですね。
取り扱いには十分に注意したいものです。
まとめ
いかがでしたか。
実際の確率はそこまで高くはありませんが、デュタボルブにもいくつかの副作用が想定されることを知っておきましょう。
使用にあたっては自身の副作用に対する向き合い方のみならず、
- 子供
- 配偶者
に対しても十分な配慮を心がけることも忘れてはいけません。