アスリートは避けるべき?フィナステリドは筋肉に作用する?ドーピングになる?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

薄毛治療薬として使用される事のある、フィナステリド

実は、このフィナステリドを使用していた事で、ドーピングに引っかかってしまい、悲しくも試合に出られなくなってしまった人をご存知でしょうか?

  • 現在もドーピングとして引っかかるのか
  • 使用してスポーツを行って良いのか

スポーツ選手にとってはとても気になる事なのではないでしょうか?

 

フィナステリドとは?

そもそもフィナステリドとはAGA治療に効果のある成分です。

そんなフィナステリドが使われているAGA治療薬にプロペシアという薬があります。

フィナステリドは

  1. プロペシアというAGA治療薬の主成分であり
  2. 長期的に継続使用する事で、薄毛の原因となるモノに効果を示し
  3. 育毛を促す

薬として使用されています。

基本的には男性ホルモンを抑える事で、原因を抑え、育毛を促すという事になりますが、プロペシアだけではその効果がなかなか発揮できずに、攻めの攻撃で育毛を促すミノキシジルと併用しながら治療を進めて行く場合が多く見受けられます

ネットでの販売も行っていますが、副作用の問題等から、医師と相談の上、医師からの処方を強く勧められています。

日本皮膚科学会(2017年)のガイドラインによるとミノキシジルの内服は有効性がなく、危険性などが十分検証されていないためおすすめできません。とされています。
しかし外用ミノキシジルであれば日本でも厚生労働省から認可されています。
ミノキシジルをAGA治療で使用する場合は内服薬ではなく、リアップなどの外用ミノキシジルを使用するのがおすすめです。

 

ドーピングの歴史

  • 男性ホルモンを抑えるのであれば、どうやって筋肉に作用してしまうのでしょうか?
  • 実はフィナステリドでは無く、ミノキシジルがドーピングに引っかかってしまうのか?

なぜ、ドーピングとして判定されてしまうのか気になりますよね。

禁止リストとなった理由

WADA(世界アンチドーピング機関)では、2005年にフィナステリドをドーピングとして禁止リストに加える事になりました。

ドーピングの禁止リストに加わる理由としては、筋肉増強効果がある事から、本人が発揮できる力以上の事を薬で出させているという事から禁止とされています。

筋肉増強効果は無い

しかし、フィナステリドには筋肉増強効果はありません

筋肉状況効果がないのに、ドーピング禁止リストに入るのはなぜでしょう。

筋肉増強剤を使用した痕跡を消してしまう

フィナステリド自体には筋肉増強効果は無いものの、筋肉増強効果として認定されているステロイド等を服用していた場合、その服用していた痕跡を消してしまうのです。

この事から、フィナステリドはドーピング禁止リストに仲間入りしてしまう事となってしまいました。

出場停止選手

では、AGA治療薬として、フィナステリドを使用していて、実際にドーピングに引っかかってしまい、出場停止となってしまった選手はいるのでしょうか?

  • プロ野球→リック・ガトームソン選手
  • サッカー→ロマーリオ選手
  • ラグビー→山中亮平選手
  • スケルトン→ザック・ランド選手

有名な選手でさえも、ドーピングで出場が出来なくなってしまっている事が分かりますね。

山中選手にいたっては、AGAの治療では無く、ヒゲに使用する薬からドーピングに引っかかってしまいました。

本人達は引っかからないと思いながら使用している事が、本当に悲しい事です。

又、短い期間でも20日の出場停止ですが、長い人では2年もの間の出場停止を言い渡され、そのショックは計り知れないモノだったでしょう。

現在のドーピングの状況

フィナステリドがこんなにも普及している現代。

この現代でも、フィナステリドを使用するとドーピングとして引っかかってしまうのでしょうか?

2009年に除外

医学は日々進歩しています。

フィナステリドによって、ステロイドの痕跡を隠す事が出来なくなった

技術の進化により、フィナステリドを使用していても、ステロイドや他の薬の使用の有り無しが分かるようになりました

尿が沢山出てしまう事で、他の薬も一緒に流れてしまう利尿作用がある事も、ドーピングリストに載ってしまったきっかけになってしまったかもしれませんが、その問題も解決した事から、フィナステリドは2009年にドーピングのリストから除去される形となりました。

たった4年の間でドーピングとして出場を停止された人にとっては大変気の毒としか言いようがありませんが、これでスポーツ選手も安心してフィナステリドを使用する事が出来るようになったのです。

しかし、あくまで医師からの処方の絶対条件は忘れないでください

ネットで購入したりしている事で、他の薬の成分も入っていたりすれば、ドーピングとして引っかかる可能性が出てくるのですから。

注意点

フィナステリドがドーピングのリストから消えたからと言って、全てのAGA治療薬がドーピングとして引っかからない訳ではありません

メチルテストステロン / メタンドリオール

ヒゲなどの育毛に効果があるとされている、

  • メチルテストステロン
  • メタンドリオール

等の育毛剤は、ドーピングの対象となります。

ヒゲ等の育毛に効果的なので、AGAの治療にはほぼ使われる事はありませんが、他にも

  • AGAの治療薬
  • 市販の育毛剤

にはドーピングとして引っかかってしまうモノがあるので、スポーツ選手は十分に気を付け、出来るならば使用しないようにしましょう。

まとめ

フィナステリドは、ステロイド剤等の姿を隠してしまう力がある事で、以前はドーピングとして引っかかってしまっていましたが、現代は安心して使用する事が出来ます

しかし、他の育毛剤の中にはドーピングとして引っかかってしまうモノもあるので、きちんと見定めて、使用しなければならない場合は気を付けて使用するようにしましょう。

関連記事:AGA治療

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

ピックアップ記事

  1. 2018-4-10

    ハゲで金儲けするな!薄毛をAGAクリニックや病院で治療する時に覚えておいて欲しいこと

    こんにちは。26歳から徐々にハゲはじめ、AGA治療をして32歳で見事復活を果たした者です。 今…
  2. 2017-10-13

    AGAの全て。原因や治療法、薬の間違った噂が多いので本気でまとめてみた

    男性の悩みの原因でもある「AGA」 AGAって結局なんだ? どんな治療法や費用の相場は? どん…
  3. 2017-10-6

    デュタステリド | フィナステリドとの違いや効果、副作用や耐性について

    デュタステリドはダメ!!! などといって育毛剤や育毛シャンプーに誘導しているサイトとは違い、当…

ピックアップ記事

  1. 2018-4-10

    ハゲで金儲けするな!薄毛をAGAクリニックや病院で治療する時に覚えておいて欲しいこと

    こんにちは。26歳から徐々にハゲはじめ、AGA治療をして32歳で見事復活を果たした者です。 今…
  2. 2017-10-13

    AGAの全て。原因や治療法、薬の間違った噂が多いので本気でまとめてみた

    男性の悩みの原因でもある「AGA」 AGAって結局なんだ? どんな治療法や費用の相場は? どん…
  3. 2017-10-6

    デュタステリド | フィナステリドとの違いや効果、副作用や耐性について

    デュタステリドはダメ!!! などといって育毛剤や育毛シャンプーに誘導しているサイトとは違い、当…
  4. 2017-9-29

    ミノキシジル | 人気外用薬を6種比較!ミノキシジルの効果や副作用など徹底分析

    今回はミノキシジルについて、 また人気薬6種類を徹底比較し、 分かりやすく解説していきま…
ページ上部へ戻る