AGA治療と胎児との関係とは?

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AGAの治療薬には

  • 劇薬に分類されるもの
  • もともと他の用途で使用されていた医薬品
  • 血流に影響があるもの

など効果が高いものが多く存在します。

効果の強い薬はその胎児への影響が気になるこれからお母さんやお父さんになる人が多いのではないでしょうか?

この記事では

  • AGA治療薬の中で胎児に影響がある薬は?
  • その薬にはどんな人が気をつければいいの?
  • 薬の胎児に対する具体的な影響は?

という皆さんの疑問にお答えできる内容になっております。

是非参考にしてみてください。

胎児に対して影響がでるのはこのAGA治療薬

胎児に対して影響があるのは

になります。

これらの薬の効果としては、AGAの原因物質である5αリダクターゼの効果を阻害して、AGAの薄毛の進行をSTOPする効果があります。

しかし、その一方で

  • お母さんになる女性
  • これから妊活をしようという男性

には大きな悪影響があります。

 

服用に気をつけるのはこんな人

  • フィナステリド錠
  • デュタステリド錠

の服用の際に特に注意が必要な人は次のようなタイプです。

  • 女性
  • 妊娠している女性
  • これから赤ちゃんが欲しい男性

この3つのタイプの人は特に注意が必要です。

1つ1つ具体的に見ていきましょう。

 

女性への悪影響

女性がフィナステリド錠を服用してしまうと“ホルモンバランスの乱れ”が起こってしまいます。

ホルモンバランスが崩れってしまった結果、女性の体にはさまざまな悪影響が現れます。

医学的には

  1. 生理不順
  2. PMS
  3. 生理痛
  4. 不正出血
  5. 自律神経失調症
  6. 不妊
  7. ニキビ・吹き出物・肌荒れ
  8. 更年期障害

などの問題が起きてしまいます。

女性ホルモンには

  • 「エストロゲン(卵胞ホルモン)」
  • 「プロゲステロン(黄体ホルモン)」

2つがあります。

エストロゲン(卵胞ホルモン)

生理のあとから排卵前までに分泌され特徴としては

  • 排卵を促し子宮内膜を厚くする
  • 減少すると更年期のような症状である動悸や発汗、ほてり、吐き気、めまいが起きる

などがあります。

プロゲステロン(黄体ホルモン)

もう一方の女性ホルモンはエストロゲンとタイミングを異として、排卵後から多く分泌されるホルモンであり、エストロゲンによって準備が整った女性の体に対して

  • 体温を上げる
  • 子宮内膜を維持する
  • 赤ちゃんを出産後育てるために、その準備として乳腺を発達させる

などの効果をもたらします。

  • エストロゲンが「妊娠する準備するホルモン」ならば
  • プロゲステロンは「妊娠を助けるホルモン」

になります。

フィナステリドはこれらのホルモンバランスを崩してしまい妊娠前の女性の体が赤ちゃんを育むことが出来にくくなってしまいます

またそれでなくとも、ホルモンバランスの乱れは自律神経の乱れに直結してしまいますので日常生活のQOLが下がってしまうでしょう。

 

妊娠している女性への悪影響

フィナステリドの胎児への影響で直接的な被害が起きやすく注意しなければいけないのはこの項目でしょう。

フィナステリドは劇薬に分類されており、胎児には妊娠中の女性の体を通じて悪影響を与えてしまいます。

実際にフィナステリドを有効成分として配合しているプロペシアの添付文書には

《2.重要な基本的注意本剤の使用に際しては、患者に次の事項を説明すること。(1)本剤を妊婦に投与すると、本剤の薬理作用(DHT低下作用)により、男子胎児の生殖器官等の正常発育に影響を及ぼすおそれがある。〔「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照〕》
https://xn--cckyb9em8gy93tnre254f.net/wp-content/uploads/2017/06/propecia_package_insert.pdf
(引用 プロペシア添付文章)

という記載があります。

これはつまりフィナステリドには「胎児の男性性器の発達を邪魔してしまう」ということです。

その結果、

  • 赤ちゃんの性器が奇形となってしまったり、
  • そもそもの生殖能力が発達することなく生まれてしまう

という可能性さえあります。

これらの理由から妊娠中の女性に対してはプロペシアの添付文書では次のように記載があります。

《(2)本剤を分割・粉砕しないこと。本剤が粉砕・破損した場合、妊婦又は妊娠している可能性のある婦人及び授乳中の婦人は取扱わないこと。本剤はコーティングされているので、割れたり砕けたりしない限り、通常の取扱いにおいて有効成分に接触することはない。〔「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照〕》
https://xn--cckyb9em8gy93tnre254f.net/wp-content/uploads/2017/06/propecia_package_insert.pdf
(引用 プロペシア添付文章)

これは裏を返せば、コーティングのはげたプロペシアに触ってしまうと皮膚からフィナステリドが吸収され胎児に影響を与えてしまいます。

またフィナステリドは胎児でなくても健康に生まれてくれた赤ちゃんにとっても危険なものです。

間違って誤飲してしまうと胎児に対しての影響と同じ様なものが起こってしまいますので気をつけましょう。

関連記事:フィナステリドについて

 

男性への悪影響

男性へのフィナステリドの影響は精子の質を劣化させてしまったり、精子を通じてほんの微量ですが胎児に伝わってしまうことがあります。

その他にもフィナステリドの副作用として少なくはありますが

  • ED
  • 精力の減退

を引き起こすという報告があります。

女性ほどではないのですが赤ちゃんがすぐ欲しいと考えている人はフィナステリドの服用はやめておいたほうがいいでしょう。

また既に服用している人は妊活をする前に1ヵ月~1ヵ月半の服用をやめた期間を作ることで体内のフィナステリドを体内から抜くことが出来ますので、そうやって妊活に備えましょう。

 

まとめ

AGA治療薬は効果が高いのですが、その効果はこれから生まれてくる大事な赤ちゃんにも伝わってしまいます。

  • 用量
  • 特に用法

を守って使用しましょう。

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